マンション管理士 管理業務主任者 合格日記⑤

マンション管理士の勉強にもある程度手応えを感じはじめた頃、初めて直前模試を購入してみました。宅建試験の時は直前模試を使用せずに合格できたので、今までは直前模試の必要性を感じていませんでした。購入した模試は普通に市販されているものです。購入前にはフリマアプリなどで最安で購入できる機会を調べていました。最新版の直前模試は中古品が出品されていなかったので、ネットショッピングをで購入しました。ただお得に購入できる日やポイントなどを使って通常より安く購入できました。

私が直前模試を購入した時期は9月頃でした。

その後フリマアプリでも最新版の直前模試が出品されていたので購入してみました。結果的に違う出版社の3種類の直前模試を用意することになりました。

購入したものはこちらです。

         (TAC出版)

         住宅新報社

         (早稲田経営出版)

直前模試は巻頭特集に法改正や注意すべきポイントなどがまとめられていて役に立ちました。
私が使用したテキストは昨年度版だったので、法改正には対応していません。今回は直前模試を利用したことで抜けていた法改正部分を学ぶことができました。結果的に古いテキストを使用しても試験に必要な知識を身に付けることができました。

特にケチっている訳ではありませんが試験は色々費用がかかるので、できるだけ安く済ませようと努めていました。このことは今回独学で挑戦すると決めた時からの方針です。

初めて直前模試をやった感想は、思ったより簡単でした。9月の時点で40点以上の得点でした。1冊で3回分の模試が試せるのですが、全て高得点を取れました。多分テキストに近い内容の問題になっているからだと思いますが、こんなに簡単でいいのかと逆に不安になりました。特にTAC出版の直前模試は簡単でした。本試験はこんな簡単な筈はないと思うようにしましたが、比較的早いうちに高得点が取れてしまったので、そこから少し気分が乗らなくなりました。住宅新報社の直前模試も優しい内容でした。早稲田経営出版から発売させている模試が、その中では少し難しいように感じました。

この当時の私の能力では模試で高得点を取れても、少しひねった問題には適応できないレベルたったと思います。ただ直前模試でよい点数を取れたことで、気持ちに悪い余裕が生まれてしまいました。

直前模試は自分がどのレベルにいるか確認することには役に立つと思います。ただテキストと同じ出版社が発行しているせいか、問題の傾向がテキストと似ています。全て優しい内容でした。本試験では初めて見るような問題が出題されるので、出版社さんにも出題範囲の中でオリジナル問題の作成に努めて欲しいです。

 

基本的には毎日勉強しましたが、勉強を全くしない日もでてきました。私はスポーツ観戦が好きで誘惑に負けてしまいました。ラグビーW杯を見ていたら興奮せずにはいられませんでした。その他にもサッカーのヨーロッパCLが気になったりして、勉強に身が入らない時期が続きました。

そろそろ勉強に力を入れなければヤバイと思いはじめましたが、一旦離れた気持ちを戻すことは難しかったです。そんな時期が暫く続きましたが、ようやく気持ちを入れ替えて再発進することができました。10月後半頃だったと思います。

この時、詰め込んだだけの知識はすぐ消えてしまうと実感しました。勉強している知識は仕事で使うことはないので、普段から意識していないと衰えるだけです。一度学んだことなので、忘れても比較的早く取り戻すことができますがこの手間がかなり嫌です。これが勉強が嫌いになる要因だと思っています。

この時には受験料も振り込んでいたし、試験会場に向かう電車の切符も購入していました。

私にはやるしかありませんでした。その後は大変でしたが、なんとか取り戻し以前のレベルまでは達することができました。

その時はマンション管理士の本試験まで残り1カ月くらいだったので、完全にマンション管理士に絞って勉強しました。